医師地域偏在の実態を調査へ―厚労省医政局(医療介護CBニュース)

 厚生労働省の阿曽沼慎司医政局長は2月26日、全国医政関係主管課長会議であいさつし、「都道府県を通じて、地域の医師不足の実態を把握していこうと検討している」と述べ、来年度の早期に都道府県ごとの医師の偏在状況を把握するための調査を実施する意向を示した。

 阿曽沼局長は来年度の予算案について、診療科や地域間の医師偏在を解消するため、新生児医療を担う勤務医の手当てや、医師不足の地域で研修医が宿日直などを行う臨床研修病院に対する財政支援を設けたことを説明。
 その上で、「地域ごとの医師確保の目標を明確化するために、都道府県を通じて地域の医師不足の実態を具体的に把握していこうと検討している」と述べ、来年度早々に実態把握を行う考えを示した。


【関連記事】
救急・周産期医療の支援に重点―医政局予算案
医師の需給状況の把握などが課題−総務省委員会が答申
地域医療などで中医協委員がパネルディスカッション
周産期医療の整備へ不動産取得税「特例措置」延長の周知を
「小児救命救急センター」を認定へ―厚労省

防犯ネットでひったくり阻止=ワースト返上へ犯罪マップも−警視庁と足立区(時事通信)
自称霊能力者ら再逮捕へ=介護女性に薬物、殺人容疑−大阪府警(時事通信)
<インサイダー取引容疑>上場メーカー株主ら逮捕 大阪地検(毎日新聞)
<訃報>坂田泥華さん94歳=萩焼陶芸家(毎日新聞)
【from Editor】「慣用」とどう向き合うか(産経新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。